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中村歌六 (5代目) : ミニ英和和英辞書
中村歌六 (5代目)[ごだいめ なかむら かろく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
: [むら]
 【名詞】 1. village 
: [うた]
 【名詞】 1. song 2. poetry 
: [ろく]
  1. (num) six 
: [よ, しろ]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
: [め, もく]
 【名詞】 1. (1) item 2. division 3. class 4. (2) piece (in Go)

中村歌六 (5代目) : ウィキペディア日本語版
中村歌六 (5代目)[ごだいめ なかむら かろく]

五代目 中村 歌六(ごだいめ なかむら かろく、1950年(昭和25年)10月14日 - )は歌舞伎役者。本名は小川 進一(おがわ しんいち)。屋号播磨屋定紋揚羽蝶、替紋は蔓片喰・歌六梅。俳名に紫琴、芝琴がある。
== 人物 ==
二代目中村歌昇の長男。昭和30年 (1955) 9月歌舞伎座松竹梅湯島掛額』(お土砂)の小僧と『夏祭浪花鑑』「三婦内」「泥場」の倅市松で四代目中村米吉を襲名して初舞台。昭和56年 (1981) 6月歌舞伎座『鬼一法眼三略巻』「一條大蔵譚」の一条大蔵卿で五代目中村歌六を襲名する。以後は歌舞伎の他にも、新劇に出演したり、三代目市川猿之助一座に参加したりと忙しい。
立ち役を中心に、敵役、老役、女形も勤める幅広い芸域を持つ。
猿之助一座に同座していた頃は副座主格として猿之助を助け、ほぼ全てのスーパー歌舞伎や復活狂言で重要な役回りを担って活躍した。『ヤマトタケル』のタケヒコなどがその代表的なものである。
近年では特に老役での活躍が目立ち、『夏祭浪花鑑』の釣船三婦や三河屋義平次、『伊賀越道中双六』(沼津)の雲助平作、『義経千本桜』(すし屋)の弥左衛門、『梶原平三誉石切』(石切梶原)の六郎太夫、『ひらかな盛衰記』(逆櫓)の漁師権四郎、『女殺油地獄』の河内屋徳兵衛、『一谷嫩軍記』(熊谷陣屋)の弥陀六平宗清、『松浦の太鼓』の宝井其角、『伽羅先代萩』(対決・刃傷)の渡辺外記、『三人吉三巴白浪』(伝吉内)の土左衛門伝吉、『助六所縁江戸櫻』の髭の意休、『恋飛脚大和往来』(新口村)の孫右衛門などの大役を務めることが多い。
また新作歌舞伎でも『大川の隠居』の船頭友五郎、『竜馬がゆく~立志編~』の勝海舟、『高野聖』の親仁などで味のある演技を見せている。
平成22年3月、長年の舞台生活と、特に老役としての活躍が認められ、松尾芸能賞の演劇優秀賞を受賞した。
平成22年9月新橋演舞場「秀山祭九月大歌舞伎」の『伊賀越道中双六』(沼津)の雲助平作で、弟の三代目中村又五郎(当時・歌昇)と共に屋号を萬屋から播磨屋に戻した。この「沼津」は、かつて初代中村吉右衛門の呉服屋十兵衛にその父・三代目中村歌六の雲助平作という配役で大成功を収めており、それを当代の吉右衛門と歌六がつとめ、播磨屋の芸の伝承を見せた。
叔父に萬屋錦之介中村嘉葎雄四代目中村時蔵。従兄弟に五代目中村時蔵二代目中村錦之助二代目中村獅童がいる。
2015年、第22回読売演劇大賞優秀男優賞。
芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2016年、日本芸術院賞受賞。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中村歌六 (5代目)」の詳細全文を読む




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